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ハーブティー

さまざまな効果を持つ自然植物を原料に作られるハーブティー。効果の高さはもちろん、ノンカフェインなので安心して飲めるのもポイント。便秘解消効果の高いハーブは、ゴールデンキャンドル(キャンドルブッシュ)をはじめ、ローズヒップ・カモミール・ゲンノショウコ・桑の葉など。ここではそれぞれのハーブについて紹介しています。

便秘解消をサポートするハーブティーの種類と効果

ハーブティーは自然由来の植物を原料としていたり、カフェインを含有していなかったりと安心して飲めるのが魅力。ですが、便秘解消効果の高いハーブをブレンドしていなければ、お悩みは解決しません。そこで以下に便秘に効くとされているハーブをまとめました。

ゴールデンキャンドル(キャンドルブッシュ)

圧倒的な便秘解消効果を持つゴールデンキャンドル(キャンドルブッシュ)。飲み過ぎや煮出し過ぎは「効きすぎ」を招くため注意が必要ですが、便秘中にはぜひ頼りたいハーブです。

ゴールデンキャンドルは、南アメリカ産のマメ科の植物です。便秘に有効な植物で、同じ効果のあるセンナと同属植物とされています。センナには、センノシドと呼ばれる下剤成分が含まれており、ゴールデンキャンドルも煮出すと、下剤としての役割を果たすほどのセンノシドが含まれているとの報告がなされています。また、センノシドは、医薬品成分として使われることもあります。

しかし、便秘解消効果が高いゆえに、ゴールデンキャンドルが含まれているお茶は、危険性も兼ね備えているといわれることがあるのです。そのため、お茶を飲むことで、どの程度のセンノシドを摂取する可能性があるのかを調べた研究報告があります。

参考:(PDF)独立行政法人国民生活センター 平成26年1月23日「キャンドルブッシュを含む健康茶」

その研究によると、ゴールデンキャンドルが含まれた、市販の15種類のお茶のうち、約半数の銘柄に注意が必要だという結果が出ました。特に、煮出してカップ2~3杯を飲むことで、医療用薬品に使われる量と同程度のセンノシドを摂取してしまう確率が高いとの結果も示されています。

ローズヒップ

美肌効果の高いビタミンCを豊富に含むローズヒップ。ビタミンCはお肌だけでなく、腸に届くと善玉菌を増やして腸内環境を整えてくれるため、便秘解消を助けてくれます。

ビタミンCは、細菌やウイルスの活動を抑制したり、死滅させる作用があり、人間の抵抗力を高めるいう研究報告がなされています。つまり、ビタミンCは腸内にある不要な細菌を撃退し、善玉菌を増やすことで免疫力を促し、腸内環境を整えてくれるのです。

ローズヒップに含まれるペクチン、フラボノイドという二つの成分が腸内の緩下作用を促し、整腸作用だけでなく利尿作用もあると言われています。

また、ローズヒップに含まれる成分がシミを予防し、コラーゲンの生成を促すことでアンチエイジング効果も発揮します。

その他の効果として、妊娠中や月経中の栄養補給にも良いとされ、女性ホルモンのバランスを整えてくれることから、ストレスを緩和し、気分をリラックスさせてくれる効果があります。

カモミール

便秘の原因となる胃腸の炎症を抑える働きを持つカモミールは、ストレスを抱えて炎症している胃腸を落ち着かせ、自然なお通じを促してくれるハーブです。

鎮静作用があるとされており、青年男性にカモミール茶と白湯を飲んでもらい、それぞれの30分後の平均心拍数を計測する実験を行った際は、カモミール茶を飲んだ後の方が心拍数の平均低下率が高かったというデータが示されました。また、同じくカモミール茶を使用して行った、催眠効果を立証するための実験では、カモミール茶を飲用したすべての患者が眠りについたという結果が出ています。

腸は寝ている間に活動を行うため、このカモミールの鎮静・催眠作用は、ストレスで不眠になっている方を安眠へと導けるので、結果的にその安眠が腸への良い働きかけとなり、安定した便通を促すことが可能となるのです。

基本的には心配が不要なカモミールですが、妊娠中や授乳中の方に関しては最終的な安全性の確立がされていないため、なるべくなら使用は控えたほうがよいでしょう。

参考:(PDF)北海道大学大学院教育学研究科 2005年12月「総説 植物カモミールの摂食が心身に及ぼす効果」

ゲンノショウコ

別名「医者いらず」と呼ばれるほど優れた効果を発揮するゲンノショウコ。便秘解消を促す成分であるフラボノイドが含まれており、頑固な腸に働きかけてくれます。

また、ゲンノショウコの便秘解消成分は、フラボノイドが複合結合したタンニン類による作用が大きいとの研究報告があります。タンニンは、腸管壁を保護し、細菌の侵入を防いだり、抗酸化作用を促すため、腸の自然回復力を助けてくれるのです。

参考:NIIプロジェクトリポジトリ「日本の代表的民間薬ゲンノショウコ : 生薬のタンニン研究の原点」

桑の葉

さまざまな健康効果を持つと世界中から注目されている桑の葉。整腸作用や便秘解消効果だけでなく、血糖値やコレステロールの上昇を抑える働きも持っています。

桑の葉は、小腸で吸収される糖質を大腸で発酵させて多くの有機酸をつくり出し、善玉菌である乳酸菌が増加しやすい酸性の腸内環境を整えます。それにより、増加した乳酸菌は健康な腸を作り出し、結果的に便秘解消が期待できるのです。

ほかにも、エイズ予防作用や発がん抑制作用、高血圧予防作用などがあることが立証されており、便秘だけでなくダイエットにも期待の持てる、効果の高いハーブとしてよく知られています。

参考:(PDF)玉川大学農学部応用生物科学科「桑葉の効用とその利用」

フェンネル

和名は「ウイキョウ」で親しまれているフェンネルは、古来のエジプトやギリシャ、ローマで栽培され、食用や薬用に用いられた歴史のあるハーブです。

腸内の消化をサポートして、胃腸に溜まったガスを取り除いてくれるため、消化不良や便秘、お腹の張りなどに効果的。また、食欲を抑える働きもあるとされているため、食べ過ぎを抑えたい女性にはピッタリのハーブだと言えます。

ただ、気を付けたいのは、皮膚アレルギーや喘息発作のほかに、子宮や卵巣、乳房など女性特有の病気を悪化させる可能性が報告されていること。そのためフェンネルや、フェンネルから抽出されるウイキョウ油は乳幼児や妊娠中、授乳中の方の摂取は控えましょう。

また、てんかん患者がフェンネルのオイルを使ったケーキを食べて発作を起こしたという事例や、セリ科のアレルギーを持つ方は蕁麻疹やかゆみといった反応が現れることもあるので、摂取には注意が必要です。

ミント

爽やかな香りが特徴のミントは、ペパーミントやスペアミント、パイナップルミントなど種類が数百もあると言われているほどバリエーションが豊富。

特徴的な香りのもとになっているのが、ミントに含まれるメントールという成分。胃腸を整えて、体内に溜まったガスを出してくれる効果のほかに、食べ過ぎや飲み過ぎ、胃荒れの時の消化を助けてくれるなど様々な役割を持ちます。また、胃のけいれんを緩和してくれる作用もあるなど、ミントひとつで様々な恩恵が得られるでしょう。ほかにも、精神的な緊張やイライラといった気持ちを鎮めてくれ、落ち着いた気分にしてくれるリラックス効果があることでも有名です。

歯磨き粉やガム、タバコなど加工品として様々なものに利用されるミントですが、便通異常が起こる過敏性腸症候群を患っている人がミントを摂取すると、下痢の症状が悪化してしまうことも。ミントティーを飲用して母乳の出が悪くなるということもあるので、妊娠中や授乳中の方も控えたほうが良いでしょう。

ハーブティーがもたらす、嬉しい効果

ブレンドされるハーブによって得られる効果はさまざま。ここでは便秘解消効果も一緒に得られるローズヒップ・カモミール・桑の葉の嬉しい効果をご紹介します。便秘解消目的でハーブティーを選んでいる方は、ぜひその他の効果にも注目してみてはいかがでしょうか。

美容・美肌効果

ローズヒップに含まれるビタミンCの量はなんとレモンの20倍!ビタミンCは優れた抗酸化作用を持つと言われ、アンチエイジング効果を発揮してくれます。またシミの原因となるメラニンの生成を抑える働きも持っているため、シミの予防と薄くする効果も期待できます。

疲労回復効果

カモミールの香りはリラックス作用を持っており、イライラや疲労を鎮めてくれると言われています。疲労やストレスによって不眠が続いている方には安眠効果ももたらしてくれるため、寝る前に一杯、カモミールティーを飲んでみることをオススメしますよ。

コレステロール・中性脂肪の抑制効果

その健康効果の高さから注目されているハーブ・桑の葉には、コレステロールや中性脂肪を抑制する働きがあります。正常な数値の場合はそれ以上抑えることがないことも最近の研究で明らかにされており、安心して摂取することができるハーブです。

免疫力アップで治癒力の効果

免疫力をアップさせる効果が期待できます。風邪をひいてしまった後の段階でも、器官や気道を広げる、喉や花の粘膜炎症、鼻水や鼻づまりなどの風邪の症状を治癒するような働きがあります。また、体を中から温め発汗を促進する、筋肉のコリを緩和するなども行ってくれます。

特にローズヒップには抗菌、抗ウイルス作用があり、カモミールには皮膚を守り、器官などの炎症を和らげる効果があるため、カモミールティーの蒸気を吸うだけで、風邪の症状の予防や治癒する効果だけでなく花粉症などの症状などが軽くなる作用があるとも言われています。

消化機能を正常化する効果

カモミールには腹痛や胃痙攣、生理痛などで発生する消化機能の低下などを妨げ、正常な状態に整える効果があります。また、過敏性腸症候群や胃潰瘍などの、ストレスからくるような腹痛症状への効果も期待できます。

これは、カモミールに含まれるアズレン誘導体という物質が、弱った消化器官の粘液や粘膜を元に戻し、正しい状態に整える作用があるためです。

ハーブティーの飲み方・注意点

ハーブティーは配合されているハーブの種類によって、効きすぎてしまったり、味がどうしても口に合わなかったりする場合があります。ここではそんなときに実践したい工夫をご紹介。便秘を解消させるためにハーブティーを飲もうと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

分量をしっかり量って決める

ハーブティーを飲む場合は、まずは熱いお湯を用意します。温度は90度から100度前後が良いでしょう。ハーブの容量は濃すぎて苦くならないよう、しっかり量ってから蒸らすようにします。最初から多く入れず、少量から入れて自分好みの量に調整するのがコツです。

マグカップ1杯分、またはティーカップ2杯分のお湯の量であれば、ティースプーン1杯から2杯程度が目安です。大きな葉であれば、大きなスプーンで1杯から2杯になります。苦い方が好きという方は、この目安に対し更にスプーン1杯を追加するなどの調整が可能です。

参考:愛知県共済 生活協同組合、ハーブと精油でつくる家庭の薬箱一般社団法人アロマハンドトリートメント協会代表理事 木之下 恵美

蒸らす時間を調整する

ハーブティーに限らず、どんなお茶でも蒸らす時間によってその濃さは変わってくるため、効果も変化します。あまり濃くしすぎると効きすぎてしまい、お腹が痛くなることもあるので要注意。少しずつ蒸らす時間を長くしていき、効果を実感できる濃さを見つけましょう。

蒸らす時間の目安は、花や葉で3分から5分程度、根や種子のハーブ類であれば、5分から7分程度を蒸らす方法から始めるのが良いでしょう。

飲み方や味を変えてみる

ハーブティーによってはホット・アイスどちらでも飲めます。季節や気分に合わせて飲み方を変えれば、飽きずに続けることができますよ。またどうしても味が合わない場合は、ハチミツを入れてマイルドにしてみたり、自分の好きな紅茶とブレンドしてみたりするも◎です。

ブレンドする場合は、服用する際の自分の体質や季節を考えてブレンドするようにしましょう。同じような特性を持つハーブをブレンドする方法が一番基本的なブレンド法ですが、お通じがよくなる効果のあるハーブばかりを選ぶと、お腹をくだし、腹痛が出る可能性がありますので注意が必要です。

便秘の他に感じている症状を元に、例えば、お腹の冷えを少し感じる場合は、温めて活性させるハーブを選んでみたり、少し風邪気味の場合は、炎症をとって鎮めてくれるハーブなどを組み合わせ、ブレンドを楽しむのも良いでしょう。

毎日飲むのはNG

いくら便秘解消効果の高いハーブがブレンドされていても、飲み続けると体感効果は弱まってしまう可能性があります。どうしても出ないときや残便感の強いときなど、ここぞというときに飲むのがベスト。飲む曜日を決めたり、週に何回飲むかを決めたりと習慣化させるのもアリですね。

妊娠中、授乳中の人は服用量に注意

ローズヒップ、カモミール、ゲンノショウコ、ゴールデンキャンドルのハーブ類は妊娠中、授乳中のハーブの服用は問題ないとされていますが、飲み過ぎは悪影響を及ぼす場合がありますので服用量に注意するようにしましょう。適切なハーブティーの飲み方、服用量については、検診時などに医師や薬剤師などに相談するようにしてください。

アレルギーや副作用の可能性は?

一口にハーブティーといっても何を原料にしているのかによって働きは異なります。そのため、原料となっているハーブにアレルギーを持っている方などは注意しなければなりません。 便秘解消に効果的なハーブティーの中には下剤と似た働きをする成分が含まれているものもあるのですが、妊娠している方が飲むと流産に繋がってしまう恐れもありますし、大量に摂取した場合には下痢に繋がる恐れもあります。

ハーブティーは体に優しく、副作用などは一切ないように思っている方もいるかもしれませんが、気持ちの浮き沈みに繋がったりするものもあるため過剰摂取には注意しましょう。

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